定期預金に100万円を預けると、利息はいくらもらえるのでしょうか。
1年間預ける場合、年利0.5%なら税引前5,000円、1%なら1万円、2%なら2万円です。
ただし、預金の利息には原則20.315%の税金がかかるため、実際に受け取れる金額は少なくなります。
100万円を1年間預けた場合の税引後利息の目安は、
年利0.5%:約3,984円
年利1%:約7,969円
年利2%:約1万5,937円
です。
この記事では、定期預金100万円の利息を金利別に計算し、税金、中途解約、預金保険制度までわかりやすく整理します。
定期預金100万円の利息はいくら?
まず、100万円を1年間預ける場合を比較します。
年利0.5%
税引前:5,000円
税引後:約3,984円
年利1%
税引前:1万円
税引後:約7,969円
年利2%
税引前:2万円
税引後:約1万5,937円
金利が1%違うだけでも、100万円では年間1万円の税引前利息差が生まれます。
そのため定期預金を選ぶ際は、「金利が何%か」を確認することが重要です。
金利0.5%なら100万円でいくら?
年利0.5%の定期預金に100万円を1年間預けた場合、
100万円 × 0.5%
=5,000円
です。
これが税引前の利息です。
預金利息には原則20.315%の税金がかかるため、
5,000円 ×(1-20.315%)
=約3,984円
が税引後の受取額の目安になります。
つまり100万円を年利0.5%で1年間預けても、実際に増える金額は約4,000円です。
金利1%なら100万円でいくら?
年利1%なら、
100万円 × 1%
=1万円
です。
税引後では、
約7,969円
となります。
年利0.5%と比較すると、税引後の利息もほぼ2倍になります。
同じ100万円を預ける場合でも、金利差によって受取額は大きく変わります。
金利2%なら100万円でいくら?
年利2%なら、
100万円 × 2%
=2万円
です。
税引後の受取額は、
約1万5,937円
となります。
年利0.5%と比べると、税引前では年間1万5,000円、税引後でも約1万1,953円の差です。
金利別に比較すると?
100万円を1年間預けた場合の目安をまとめると、
年利0.1%
税引前:1,000円
年利0.5%
税引前:5,000円
税引後:約3,984円
年利1%
税引前:1万円
税引後:約7,969円
年利2%
税引前:2万円
税引後:約1万5,937円
となります。
金利を見るときは「0.5%しか違わない」と感じるかもしれません。
しかし、預ける金額が100万円、300万円、500万円と増えるほど、金利差による利息の差も大きくなります。
300万円なら利息はいくら?
たとえば300万円を1年間預ける場合です。
年利0.5%なら、
300万円 × 0.5%
=1万5,000円
年利1%なら、
300万円 × 1%
=3万円
年利2%なら、
300万円 × 2%
=6万円
です。
100万円の場合と比べて、利息も3倍になります。
そのため預金額が大きい人ほど、銀行ごとの金利差を確認する意味が大きくなります。
定期預金の利息には税金がかかる
銀行などの預貯金から受け取る利息には、原則として20.315%の税金がかかります。
内訳は、
所得税・復興特別所得税:15.315%
住民税:5%
です。
基本的には金融機関が利息を支払うときに源泉徴収するため、一般的な国内預金の利息について自分で確定申告して税金を納める必要はありません。
そのため銀行の商品説明に表示されている利率と、実際に受け取る利息は一致しません。
金利を比較するときは「税引前」と「税引後」を分けて考える必要があります。
「年利1%」なら毎月1%もらえるわけではない
定期預金で表示される「年0.5%」「年1%」などは、基本的に1年間預けた場合の年利です。
たとえば、
100万円
年利1%
預入期間6カ月
なら、単純に1万円を受け取れるわけではありません。
単純計算では半年分なので、
100万円 × 1% × 6カ月 ÷ 12カ月
=5,000円
が税引前利息の目安です。
預入期間が短い場合は、その期間に応じて利息も少なくなります。
3カ月・6カ月・1年ではどう違う?
同じ年利1%でも、預入期間によって受取額は変わります。
100万円を年利1%で預けた場合の単純計算では、
3カ月:約2,500円
6カ月:約5,000円
1年:約1万円
が税引前の目安です。
ただし、実際の商品では日数計算や利息の端数処理などがあるため、金融機関が提示する条件を確認してください。
定期預金は途中解約できる?
多くの定期預金は満期前でも中途解約できます。
ただし、原則として当初約束されていた定期預金金利は適用されません。
中途解約利率が適用され、受け取れる利息が大幅に減る場合があります。
たとえば「年利1%だから」と1年間の定期預金に預けても、数カ月後に解約すれば1%相当の利息をそのまま受け取れるとは限りません。
近いうちに使う予定のお金をすべて定期預金へ入れるのは注意が必要です。
金利が高ければ必ず得?
金利が高いほど利息は増えます。
ただし、金利だけで決めるのではなく、
・預入期間
・最低預入金額
・中途解約条件
・通常金利かキャンペーン金利か
・金利が適用される期間
・預金保険制度の対象か
も確認する必要があります。
特に「年2%」など高い金利を見つけた場合でも、
3カ月限定
新規口座限定
新規資金限定
預入額に上限あり
といった条件が付いている場合があります。
「最大金利」だけではなく、100万円全額にその利率がどの期間適用されるのかを確認しましょう。
キャンペーン定期預金にも注意
銀行では期間限定で通常より高い金利の定期預金を販売することがあります。
たとえば通常金利が0.5%でも、キャンペーン期間中だけ1%や2%になるケースです。
ただしキャンペーンには、
・申込期限
・新規顧客限定
・インターネット支店限定
・預入額の条件
・給与振込など別条件
が設定される場合があります。
定期預金を比較する場合は、表示されている金利だけでなく適用条件まで確認することが重要です。
定期預金100万円は安全?
日本国内の預金保険制度の対象となる金融機関では、定期預金などの一般預金は、
預金者1人あたり
1金融機関ごとに
元本1,000万円までとその利息
が保護されます。
そのため100万円の定期預金であれば、同じ金融機関にある他の対象預金と合計して1,000万円以内なら、原則として預金保険制度の保護範囲内です。
ただし外貨預金など、預金保険制度の対象外となる商品もあります。
定期預金と普通預金はどっちがいい?
普通預金はいつでも引き出しやすい一方、一般的には定期預金より金利が低い傾向があります。
定期預金は一定期間お金を預ける代わりに、普通預金より高い金利が設定されることがあります。
そのため、
近いうちに使う生活費・緊急資金
→普通預金
当面使う予定のないお金
→定期預金を検討
という考え方があります。
ただし現在は普通預金でも比較的高い金利を設定する銀行があるため、実際の金利を比較することが重要です。
個人向け国債と定期預金はどっち?
定期預金と比較されることが多いのが個人向け国債です。
個人向け国債は1万円から購入でき、商品によって固定3年・固定5年・変動10年があります。
一方、定期預金は銀行によって期間や金利が大きく異なります。
比較するときは、
・現在の金利
・運用期間
・途中でお金が必要になる可能性
・安全性
・最低購入・預入金額
を見る必要があります。
どちらが必ず得とは言えないため、自分がいつ使う予定のお金なのかを考えて選ぶことが重要です。

よくある疑問
定期預金100万円で利息はいくら?
1年間預ける場合、年利0.5%なら税引前5,000円、1%なら1万円、2%なら2万円です。
税引後はいくら?
概算では、
0.5%:約3,984円
1%:約7,969円
2%:約1万5,937円
です。
利息に税金はかかる?
原則として20.315%が源泉徴収されます。
100万円は預金保険の対象?
対象となる国内金融機関の定期預金で、同じ金融機関にある他の対象預金との合計が元本1,000万円以内なら、原則として元本とその利息が保護されます。
途中解約できる?
多くの商品で可能ですが、中途解約利率が適用され、受け取れる利息が少なくなる場合があります。
金利1%なら毎月1万円もらえる?
いいえ。通常は「年1%」なので、100万円を1年間預けた場合の税引前利息が約1万円という意味です。
まとめ
定期預金に100万円を1年間預けた場合の利息は、金利によって大きく変わります。
年利0.5%
→税引前5,000円
→税引後約3,984円
年利1%
→税引前1万円
→税引後約7,969円
年利2%
→税引前2万円
→税引後約1万5,937円
です。
同じ100万円でも金利が0.5%から2%になると、税引後の年間利息には1万円以上の差が生まれます。
ただし高金利の商品ほどキャンペーン条件や預入期間などが設定されている場合があります。
金利だけでなく、預入期間、中途解約条件、預金保険制度の対象かどうかまで確認して、自分の資金計画に合った定期預金を選ぶことが大切です。


