東京海上HDが1株を15株に分割|いつから?100株・配当・株主優待はどうなる?

東京海上ホールディングスは2026年8月25日、普通株式1株を15株に分割すると発表しました。

基準日は2026年9月30日、効力発生日は10月1日です。あわせて株主優待制度の新設や、株式分割に伴う配当予想の修正も発表されています。

先に結論をまとめると、

・1株→15株に増える
・2026年10月1日から分割後の株式になる
・100株持っている人は1,500株になる
・理論上、1株あたりの株価は15分の1になる
・株式分割だけで資産価値が15倍になるわけではない
・配当は分割後の株数に合わせて調整される
・100株以上を3年以上継続保有すると、初回7,500円相当、翌年以降は毎年2,500円相当の株主優待

という内容です。

「100株持っていたらどうなる?」「配当は減る?」「株主優待はいつから?」という疑問を順番に整理します。

※本記事は2026年8月25日時点の公表情報をもとにしています。

東京海上HDの株主優待は?初回7,500円相当

東京海上ホールディングスは、株式分割とあわせて新しい株主優待制度を導入すると発表しました。

対象となるのは、毎年3月31日時点で普通株式100株以上を3年以上継続して保有している株主です。

条件を満たした場合、

・初回:7,500円相当
・翌年以降:毎年2,500円相当

の電子マネーなどが贈呈される予定です。

初回の基準日は2027年3月31日です。

100株持っていればすぐ7,500円もらえる?

いいえ。

株主優待を受けるには、100株以上を「3年以上継続保有」していることが条件です。

そのため、2026年の株式分割後に初めて東京海上HD株を100株購入した人が、2027年3月31日にすぐ7,500円相当の優待を受け取れるわけではありません。

3年以上継続保有とは?

東京海上HDは、毎年3月31日を基準日として、100株以上を3年間にわたり継続保有している株主を対象とするとしています。

株主名簿上で継続して保有していることが条件になるため、途中ですべて売却した場合などは継続保有期間が途切れる可能性があります。

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株式分割後も100株で対象?

はい。

今回の株主優待制度では、株式分割後の普通株式100株以上が条件です。

今回の分割は1株→15株なので、分割前に100株保有している人は分割後1,500株になります。

その場合、株数の条件自体は満たしますが、優待を受けるには3年以上の継続保有条件も満たす必要があります。

毎年7,500円相当もらえる?

いいえ。

7,500円相当なのは条件を満たした初回です。

その後も100株以上を継続保有している場合は、翌年以降、毎年2,500円相当の電子マネーなどが贈呈される予定です。

つまり、

初回:7,500円相当
翌年以降:2,500円相当/年

という仕組みです。

株主優待だけを目的に買うべき?

株主優待だけで投資判断をするのはおすすめできません。

東京海上HD株は株価が変動するため、優待でもらえる金額以上に株価が下落する可能性もあります。

購入を考える場合は、

・株価
・配当
・業績
・株式分割後の投資金額
・株主優待の条件

を合わせて確認することが大切です。

東京海上HDはいつ株式分割する?

今回の株式分割の日程は次のとおりです。

銘柄:東京海上ホールディングス
証券コード:8766
分割比率:1株→15株
基準日:2026年9月30日
効力発生日:2026年10月1日

2026年9月30日時点の株主が対象となり、10月1日から保有株数が15倍になります。

100株持っていたら何株になる?

計算はシンプルです。

分割前の株数×15

となります。

たとえば、

1株 → 15株
10株 → 150株
100株 → 1,500株
500株 → 7,500株

です。

現在100株を持っている場合、分割後は1,500株になります。

ただし、株数が15倍になったからといって、資産価値まで15倍になるわけではありません。

株価も15分の1になる?

理論上は1株あたりの株価も15分の1になります。

たとえば、分割前の株価が7,500円だった場合、

7,500円÷15=500円

となります。

100株を保有していた場合、

分割前
7,500円×100株=75万円

分割後
500円×1,500株=75万円

となり、合計の資産価値は基本的に変わりません。

実際の株価は市場で変動するため、分割後に必ず理論価格になるとは限りません。

株式分割すると資産は増える?

株式分割そのものでは、基本的に資産価値は増えません。

株数が15倍になる代わりに、1株あたりの価格が約15分の1になるためです。

イメージとしては、

「1万円札1枚を細かい単位のお金に分ける」

ようなものです。

持っている金額そのものが増えるわけではありません。

なぜ15分割するの?

大きな理由の一つは、投資に必要な金額を下げることです。

たとえば1株7,500円で100株単位なら、購入には約75万円必要です。

15分割後の理論株価が500円なら、

500円×100株=5万円

程度から購入できる計算になります。

つまり、これまで数十万円必要だった株を、より少ない金額から購入しやすくなります。

個人投資家にとって投資のハードルが下がることが、株式分割の大きなポイントです。

配当はどうなる?

株式分割をすると1株あたりの配当額も分割後の株数に合わせて調整されます。

そのため、

「1株あたりの配当が大きく下がった=減配」

とは限りません。

たとえば、分割前に1株あたり150円の配当だったとします。

15分割後に1株あたり10円になれば、

分割前
150円×100株=15,000円

分割後
10円×1,500株=15,000円

となります。

重要なのは1株あたりの数字ではなく、分割前後で保有株全体の配当がどうなるかを見ることです。

NISAで持っている場合はどうなる?

NISA口座で東京海上HD株を保有している場合も、株式分割によって株がNISA口座から外れるわけではありません。

たとえばNISA口座で100株保有していれば、基本的には分割後に1,500株になります。

また、最低投資金額が下がれば、NISAの成長投資枠でも購入しやすくなります。

ただし、株式分割によって企業そのものの価値が高くなるわけではないため、価格が安く見えることだけで投資判断をするのは注意が必要です。

株式分割前と後、どっちで買うのが得?

株式分割だけを理由に、

「分割前に買った方が得」
「分割後に買った方が得」

とは一概に言えません。

株式分割では会社の利益や資産が突然増えるわけではないからです。

購入を検討する場合は、

・業績
・利益成長
・配当
・PER
・PBR
・株価水準
・自分の資産配分

などを総合的に確認する必要があります。

よくある質問

東京海上HDは何分割する?

1株を15株に分割します。

いつから?

基準日は2026年9月30日、効力発生日は2026年10月1日です。

100株持っていたら?

1,500株になります。

株価も15分の1になる?

理論上は約15分の1になります。ただし実際の株価は市場で変動します。

資産価値は15倍になる?

なりません。株数が15倍になる代わりに、理論上の1株あたり価格が15分の1になります。

配当は減る?

1株あたり配当は分割後の株数に合わせて調整されます。1株あたりの数字だけでなく、保有株全体の配当額で比較する必要があります。

株主優待はすぐもらえる?

継続保有期間などの条件があるため、100株購入しただけですぐ対象になるとは限りません。

まとめ

東京海上ホールディングスは2026年8月25日、1株を15株に分割すると発表しました。

ポイントは、

・9月30日が基準日
・10月1日に効力発生
・100株→1,500株
・理論上の株価は約15分の1
・最低投資金額も大幅に下がる
・配当は分割後の株数に合わせて調整
・長期保有者向け株主優待制度も新設

という点です。

今回の株式分割によって、東京海上HD株はこれまでより少ない金額から購入しやすくなると考えられます。

一方で、株式分割そのものが企業価値を高めるわけではありません。

分割後の株価だけでなく、業績や配当、株主還元、自分の資産形成との相性まで確認して判断することが大切です。

【参考・出典】

東京海上ホールディングス
株式分割・株主優待制度に関する適時開示資料

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